2018.07.24更新

2型糖尿病は肥満と関係があると言われています。日本では年々肥満が増え、糖尿病患者も昨年で950万人と増加傾向にあります。欧米人に比べ日本人はインスリン分泌能力が弱いため、軽度の肥満でも糖尿病を発症しやすいと言われます。軽度の肥満でも内臓脂肪は過剰に蓄積しやすいため、脂肪組織から分泌される生体調節因子(アディポサイトカインと言います)の産生・分泌異常を生じ、血糖上昇のみならず高血圧、脂質代謝異常の原因となりメタボリックシンドロームを発症させ、動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞など)の原因となります。肥満は他にも高尿酸血症、脂肪性肝炎(NASHなど)、睡眠時無呼吸症候群、肥満関連腎症、骨関節疾患、一部のがん(男性;大腸癌、前立腺癌、女性;乳癌、子宮癌)の原因にもなりえます。

減量することにより糖尿病が良くなるだけでなく、血圧、脂質異常も改善しやすいので、一石三鳥以上の効果があります。尿酸や脂肪肝(肝機能異常)も改善しやすくなります。しかし、歳をとると同じような食事・運動療法でもやせにくくなってきます。これは、加齢とともに代謝が落ちる、筋肉量が減ることに関係があります。それまで以上にカロリー制限、運動療法に励むことが求められます。

投稿者: わたなべ糖内科クリニック

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