2018.07.14更新

糖尿病には主に1型と2型があります。インスリン治療なしでは生存できないほど重症である1型に対して、2型糖尿病(我が国の糖尿病患者の9割以上)は重症度が様々であり、たとえ治療を中断しても症状が変わらないか、症状があっても徐々に慣れてしまい無症状になることが多いです。しかし、症状がなくても治療を止めれば血糖が高めで経過することが多いので、時間経過とともに全身の血管に合併症が進んできます。網膜症、腎症、神経障害といわれる3大合併症をはじめ、心筋梗塞、脳梗塞に代表される動脈硬化がこれにあたります。これら糖尿病合併症は、まずは起こさないこと(予防)、また不幸にも起こってしまったら早めに治療を開始して進行させないこと(早期発見・早期治療)が重要です。

定期的に通院されている方に比べ、通院を止め治療を中断された方は合併症が悪化しやすく、気がついた時には大変進行しており残念ながら手の施しようがない所まで来ていることもあります。失明、壊疽による足の切断にまで至るような悲惨なケースは通院治療を中断された方に多く、定期的に通院されている方には殆ど見られないと言ってもよいでしょう。

まずは、定期的に通院し治療を中断しないことを心がけましょう。

投稿者: わたなべ糖内科クリニック

2018.07.14更新

健康診断などで「糖尿病」と診断されてしまった場合、果たしていつから治療を開始すべきでしょうか。もちろん早く開始したほうが良いに決まっていますが自覚症状がないことも多く、忙しかったりしてついつい後回しになりがちですよね。

海外の大規模研究で、最初からしっかり治療した糖尿病患者さん達(A群)と当初はしっかり治療しなかった患者さん達(B群)を比較したところ、数年が経過した時点で、血糖平均が良かったA群の方で合併症が明らかに少なかったのですが、心筋梗塞のような動脈硬化疾患の発症では差がありませんでした。その後A群もB群も治療内容、血糖平均ともに同じような状態になり、更に10年が経過しました。その結果、合併症はやはりA群で少なく、さらに心筋梗塞のような動脈硬化疾患の発症も少なくなっていることが分かりました。

すなわち、糖尿病を最初からしっかり治療したことが正の“遺産(レガシー)”となり、10年後、20年後の合併症までも減らすことが分かったのです。この事は“メタボリック・メモリー”とも言われ、最初にきちんと治療していないと負の遺産にも成りうるわけです。

糖尿病と診断されたら放っておかず、一刻も早く治療を始めることをおすすめいたします。

投稿者: わたなべ糖内科クリニック

2013.11.12更新

当院は糖尿病専門クリニックとして、糖尿病だけでなく脂質異常症、高血圧、メタボリックシンドローム、高尿酸血症などいわゆる「生活習慣病」の治療管理に力を入れています。

生活習慣病は通常自覚症状がなく、検査をして初めて分かることが多いです。症状が無いためつい油断してしまいがちですが、放置していると血管の老化(動脈硬化)が進みやすくなり、ある日突然ズドンとやられる(脳梗塞や心筋梗塞)ことにもなりかねません。

当院では基本を重視し、食事療法(管理栄養士による栄養相談)・運動療法の指導を行いつつ、必要に応じて適切な薬物治療を選択します。糖尿病関連検査(HbA1c、血糖、尿中微量アルブミン)の結果は迅速に出ますので、リアルタイムで結果が分かり治療に活かせます。大病院と比べ、クリニックでは小回りがききますので待ち時間を短縮することが可能です。動脈硬化の初期を捉えるため、当院では血管年齢検査(全身の動脈硬化度を直接的・簡単に診断できるCAVI-キャビィ-検査)、頸動脈エコー検査も行っています。

気がついた時に既に合併症で大変な状況になっていることがないように、日頃から自己管理に注意していただくことが大事です。

 

2013年11月8日(金)

 

投稿者: わたなべ糖内科クリニック

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